人生最高のセックスは60歳からやってくる
ちつのトリセツ恋愛実践編
●内容紹介
女性の性意識に革命をもたらした『ちつのトリセツ 劣化はとまる』待望の続編!
■セックスも恋もあきらめますか?
「もう、セックスなんてしなくていい‼ 男なんていらない‼」
20年以上、浮いた話と無縁だった私は、「もういい年だし、老いを潔く受け入れて生きて行く」と決め、それなりに人生を謳歌していたのです。
ところが、腟ケアを始め、セックスなんてしたくても出来ない体になっていると知ったとたん、「もう一度ぐらい恋もセックスもしてみたい」と思っている自分がいることに気がつきました。「しない」と「できない」は大違いです。西洋医学では「廃用性萎縮」と言いますが、ペニスも腟も、使っていないと萎縮して、使い物にならなくなるのです。そこで60代の女3人、そろってバイブレーターを買いに行きました……。
■性欲減退は治療すべき病気?
老いを受け入れられない往生際の悪さを遺憾なく発揮して、せっせと腟ケア・骨盤底筋体操・セルフプレジャーを行った結果、体調不良が大幅改善。がに股も猫背も改善され、スタイルもよくなって、自分に対する満足度、激上がり!
そしたらなんと、恋人ができました。……60代で恋⁉ 60代でセックス⁉
世間の人は「年をとれば枯れるのが当たり前」、「いい年をしてセックスなんて気持ち悪い」と言い、女性の多くは「セックスなんて、もうしたくない」と言って笑っています。だけど、本当にそれでいいのでしょうか? そもそも性欲ってなんですか?
そこで私は、自分の性遍歴を総点検。長年苦しんだセックスレスについても振り返り、いろいろな本を読み漁り、恋やセックスをすると、体だけでなく脳も若返ることを知りました。性欲は健康を保つために必要なのです。欧米では性欲減退を病気と捉え、治療することが普通になりつつあります。
年をとったら、枯れるのが当たり前? そんなことを言ったのは誰ですか?
■本当に気持ちのいいセックスをする!
ところが、64歳で27年ぶりにセックスをした私は、新たな悩みに直面することになります。お相手の男性、なんとセックスが下手だったのです。え~っ、どうする⁉ セックスは男性がリードするもの。それが当然と思っていた私たち多くの女性は、男性の身勝手なセックスに満足できず、「セックスなんて、ぜんぜん楽しくない」と感じています。だけど、ひょっとしたら、これが人生最後の恋かもしれないのです。つまらないセックスをしている場合ではありません。がまんするなんて絶対にイヤです!
ということで、人生最高のセックスをするために私がしたことは……。
――よくまあ、ここまで書いたと、呆れられること必定。だけど、満足できないセックスや、オーガズムに至れないセックスで悩むのは、もうおしまい‼
たった一度の人生です。胸ときめく恋、魂が震えるセックスをいたしましょう。
●著者プロフィール
原田純 (ハラダジュン) (著)
1954年、東京生まれ。編集者。15歳で和光学園高校中退。1980年、長女出産。1989年、径書房に入社。竹田青嗣氏に師事。現在、径書房代表取締役。著書に『ねじれた家 帰りたくない家』(講談社)、岸田秀氏との対談『親の毒 親の呪縛』(大和書房)、『ちつのトリセツ 劣化はとまる』(径書房)がある。YouTubeチャンネルは「【ちつのトリセツ】原田純」。
関口由紀 (セキグチユキ) (医療監修)
『女性医療クリニックLUNAグループ』理事長。
1989年山形大学医学部卒業。横浜市民病院臨床研修医を経て、1991年横浜市立大学医学部泌尿器科助手。2005年に『横浜元町女性医療クリニック・LUNA』を開設。2007年横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学修了、現在横浜市立大学医学部客員教授。女性並びにLGBTQ+の人たちの健康を支えるため、50歳未満を対象とした婦人科・乳腺科主体の『女性医療クリニックLUNA 横浜元町』と、50歳以上を対象とした女性内科・女性泌尿器科・美容皮膚科主体の『女性医療クリニックLUNAネクストステージ』を主宰している。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本排尿機能学会専門医、日本性機能学会専門医、日本東洋医学会専門医・指導医、経営学修士(MBA)。
女性医療クリニックLUNAグループホームページ www.luna-clinic.jp
YOU TUBE るなクリニックCH 第1回https://www.youtube.com/watch?v=tIsUWVGpsbw&t=5s