ルーツワード まったく新しい英単語習得法
カタカナ語活用術
●内容紹介
日本にあふれる膨大な量のカタカナ語は、ほとんどが英語。つまり私たちは、すでに相当数の英単語を知っているのです。
それらカタカナ語とルーツワード(語源)を結びつけた、画期的な英単語習得法。こんな方法があったんだ!
●版元から一言
はっきり言う。英語は大嫌いだ! 英語と聞いただけで緊張する。数年前には、金髪碧眼のワスプの前で、緊張のあまり「JAPAN」の綴りすら思い出せず屈辱にまみれた。そんな私が、なぜ英語の本を担当したのか!? はっきりしている。こういう本があれば私のような英語アレルギーでも「英語を楽に習得できるようになる!」と思ったからだ。ルーツワードは、語源(漢字の偏や「つくり」のようなもの)だ。ほかの言葉がくっついていろいろな意味を持つようになる。
自転車のペダル(pedal)、足の爪に塗るペディキュア
(pedicure)
このふたつの言葉は、両方とも【ped=足】という英語からきているという。
【ped】を使った言葉は、
pedigree 鶴の足 → 家系図
pedestrian 足で行く → 歩行者
expedition 外へ向かう足 → 探検
pedestal 足で立つ → 台座
……など多数ある。【ped】を知っていれば、英単語の意味が、なんとなくわかってくる。芋づる式に英単語が習得できるのである。
日々、20,000語以上ものカタカナ語(ほとんどが英語)を自在に使いこなしている我々日本人。これを利用しない手はない。英語を習得したいなら、カタカナ語のなかに隠れているルーツワードを意識せよ!
ちなみに、低学歴編集者ばかりの弊社も、このさい公用語を英語にしようかと考えている今日この頃である。(担当編集者)
●目次
- はじめに……3
- 本書の構成……6
- ●ルーツワード・最重要パーツ
- ●カタカナ語の中のルーツワード
- ▼Part1 身体や五感に直接関係のある言葉
- ▼Part2 具体的な名詞・形容詞
- ▼Part3 仕事などの動作
- ▼Part4 スポーツなどの動作
- ▼Part5 知的な動作
- 索引……184
●著者プロフィール
渡邉 洋之
1973年 東京都生まれ。オーストラリア・ビクトリア州、メルボルンのLa Trobe Universityビジネス学科卒業。帰国後、商社勤務を経て、現在は翻訳者、イラストレーターとして活動。