英語が話せない子どものための英語習得プログラム 単語編
●内容紹介
【移民の子どもが「読み ・ 書き ・ 話す」を習得する秘訣を、ベテラン教師が教えます】
アメリカの小学校で長年、教師をしてきた著者が、日本の子どもたちのために書き下ろした人気シリーズの第三弾です。本場アメリカの英語教育法を日本人向けにアレンジしたユニークな内容で、累計2万部を超えるロングセラーになっています。今回は、未就学児が主な対象。もっとも基礎になるアルファベットの「音」について、豊富なイラストで、ていねいに説明していきます。
はじめに
1 指サインを使って英単語を学ぶ
音と音がつながると単語になる
子音にもっと目を向けよう!
子音を強調するとネイティヴ発音に近づく
2 口の開き方でグループ分けして、子音を学ぶ
〈グループ 1〉 P, B ばっちり破裂音
〈グループ 2〉 T, D 口は横に開き舌は前歯の後ろに
〈グループ 3〉 J 口をとがらせる
〈グループ 4〉 C, K のどの奥で無声破裂音
〈グループ 5〉 Q, G のどの奥深いところから出す音
〈グループ 6〉 R, L 日本人には難しい使い分け
〈グループ 7〉 F, V 下くちびるを嚙む破裂音
〈グループ 8〉 M, N 鼻から抜ける音
〈グループ 9〉 S, Z 少し歯を見せて
〈グループ 10〉 H, W 息をちょっと出す
〈グループ 11〉 X , Y ちょっと変わり種
3 お母さん、そして先生のための補足
基本の短母音
曖昧母音について
コラム 母音省略のサイン
有声音と無声音について
二重音字について
さいごに
●著者プロフィール
リーパー・すみ子 (リーパースミコ) (著/文)
ペ南山学園中学校・高等学校を経て成城大学文芸学部国文学科卒業。外国商社秘書、コピーライターとして勤務の後、渡米し、アイオワ州立大学大学院ジャーナリズム学部修士課程、ニューメキシコ大学教育学部図書館学コースを修了。1983年、ニューメキシコ州教員免許取得、アルバカーキ市の公立小学校で図書館司書として勤務した。リタイヤ後も、幼稚園で読み聞かせなどを担当して子どもたちの英語学習にたずさわる。コロナ禍で帰国する機会が減ったが、アメリカから布施明“推し”の日々を送っている。
著書:『ライブラリアン奮闘記』(径書房 1996年)/『えほんで楽しむ英語の世界』(一声社 2003年)/『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている』(径書房 2008年)/『アメリカの小学校では絵本で英語を教えている』(径書房 2011年)/『年齢なんて単なる数字よ!』(amazonペーパーバック 2023年)など。